Disaster Training
災害時、動ける組織をつくる大規模災害訓練
行政、地域、学校、社会福祉法人.etcが日ごろから訓練を通して関係性を構築、災害に備える
大規模災害訓練を地域で実施したいという方へ
- 研修会では講義ばかりで本当に動ける体制にはなっていない。
- 地域の各団体間が日頃から繋がりをもたせるきっかけをつくりたい
- 災害時にどの団体にどのような協力依頼をして良いかが分からない
- どんな団体が地域に存在し、各団体がどのような動きができるのか分からない
- などなど
上記のようなお悩みをお持ちの団体さんはご連絡ください。
私たちが実施した訓練方法、訓練シナリオをお渡ししサポートさせて頂きます。
担当:木村准治 TEL:096-343-0489 Mail:kimura@riddell-wright.com
大規模災害訓練 in 和水町
第1回会議
日時:令和6年9月24日(火曜日)10時~
場所:社会福祉法人青いりんごの会
熊本県玉名郡和水町江田字前田10番地1
参加者:和水町福祉課
和水町社会福祉協議会
社会福祉法人博心会
社会福祉法人誠和会
一般社団法人和水町ドローンスクール
防災士
社会福祉法人青いりんごの会
社会福祉法人わくわく
社会福祉法人ひまわり福祉会
NPO法人おーさぁ
社会福祉法人愛育学園
社会福祉法人リデルライトホーム
第2回会議
日時:令和6年11月6日(水曜日)10時~
場所:和水町中央公民館
熊本県玉名郡和水町江田3883番地1
参加者:和水町福祉課
和水町社会福祉協議会
社会福祉法人博心会
社会福祉法人誠和会
一般社団法人和水町ドローンスクール
防災士
社会福祉法人青いりんごの会
社会福祉法人わくわく
社会福祉法人ひまわり福祉会
NPO法人おーさぁ
社会福祉法人愛育学園
社会福祉法人リデルライトホーム
熊本学園大学
第3回会議(事前練習)
日時:令和6年11月25日(月曜日)10時~
場所:和水町中央公民館
社会福祉法人青いリンゴの会
参加者:和水町福祉課
和水町社会福祉協議会
社会福祉法人博心会
社会福祉法人誠和会
一般社団法人和水町ドローンスクール
社会福祉法人青いりんごの会
社会福祉法人わくわく
社会福祉法人ひまわり福祉会
NPO法人おーさぁ
社会福祉法人愛育学園
社会福祉法人リデルライトホーム
熊本学園大学
訓練当日
日時:令和6年11月26日(火曜日)9時30分~12時00分
場所:和水町中央公民館
社会福祉法人青いリンゴの会
訓練内容
●玉名地区で震度7の地震を想定し、和水町中央公民館に一般避難所を開設
●連携法人で災害対策本部を立上げ、先遣隊、福祉避難所立上げチーム、ケアチーム、ソーシャルワークチームを派遣
●連携法人でヒト、モノを共有し、社会福祉法人青いりんごの会に福祉避難所を開設
●社会福祉法人青いりんごの会駐車場に、車中泊スペースを設け、福祉的車中泊の提案
●行政、保健師、ソーシャルワークチーム、ケアチーム、学生チーム.etcで避難者の情報を共有し、避難者の生活支●援、一般避難所からの退所調整を実施
●福祉避難所に避難者を移送
●ドローンによる津波状況、土砂災害情報の共有、薬の移送の実践
●全団体をZOOMで繋ぎ、本部からの指示や、現場の情報共有の実践
平成28年熊本地震で社会福祉法人リデルライトホーム単独で福祉避難所の開設経験の課題を整理し、令和2年の豪雨災害では、その課題を元に、複数連携法人で福祉避難所を3ヶ所立上げ、安定的に運営したお話をしました。
現在その方法が熊本モデルと呼ばれており、複数の社会福祉法人がヒト、モノ、情報を共有し合って福祉避難所を開設・運営する方法です。
また、令和2年の豪雨災害では各種団体が連携することで、避難者の行先調整を行いました。
この福祉避難所立上げ、避難者行先調整の机上訓練ゲームを開発し、そのゲームを実訓練に落とし込んだという説明をしました。
訓練開始
①和水町役場災害対策本部の立上げ
②和水町役場災害対策本部より和水町福祉課担当者へ一般避難所の立上げ指示
③一般避難所の立上げ
④避難者5名が一般避難所に避難
⑤自治体は各団体に応援要請依頼
⑥熊本県DWAT対策本部立上げ
⑦DWAT参画法人の安否確認
⑧DWAT福祉避難所立上げチーム、ソーシャルワークチーム、ケアチームを組織し、派遣依頼
⑨社協ボランティアセンターの立上げ
⑩ボラセンからDWAS(Disaster Welfare Student)に応援依頼
⑪DWAS熊本は各団体のサポート、一般避難所アセスメントの実施。
⑫DWAS熊本は一般避難所アセスメント後、平面図に部屋割り、危険個所等をプロット
⑬保健師は避難者のアセスメントを実施。
⑭熊本県DWATソーシャルワークチーム、ケアチームは熊本市内から和水町に到着後、避難者のアセスメントを実施。
※アセスメント表は、医療団体、福祉団体で1枚で、情報を共有できるものとしました。
⑮一般避難所の近くの社会福祉法人のホールを借りて、一般避難所を複数法人で立ち上げる。
※福祉避難所に必要なパーテーション、ベッド、ポータブルトイレ.etcは熊本市内の複数法人から集めて設営。
※障がい者や高齢者が生活しやすいように、導線シールや掲示物等を設置
⑯社会福祉法人の駐車場に「車中泊エリア」を設置。
⑰福祉的支援の必要な「福祉車中泊」マークを渡す
⑱福祉車中泊者のアセスメントを実施
⑲各団体(保健師、DWATソーシャルワークチーム、ケアチーム、DWAS.etc)はアセスメント情報を持ち寄り、行政と各団体が参加するカンファレンスを実施する。
⑳避難者の行先を調整し、避難者が安心して過ごせるスペースを検討
㉑福祉避難所へ移行が必要な方については、送迎を行う。